こんな小さな農家が、ホームページを開設するなんて無鉄砲ですね。
早生みかん 熟してます
ですが、ここに光を入れたいと思いました。
閉塞的で誇りを失った零細農家のままでは誰も喜ばないと思ったからです。
社交下手で塞ぎがちだった私は、日常の平凡なことが楽しいと思えるようになるまでにたくさんの時間を要しました。
原因は、自分流に間違ったまま一生懸命だったからかもしれません。
心を開いて天にお任せの気持ちでいること、求めるばかりではなく人に思いやりを持とうとすること
その意識が気分を明るくするんですね。
それは、もう格好つけないでいいということ、楽しんでもいいということ、
更に、誇りを持ってもいいということ…..につながりました。
ささやかですが、たいこ農園は私の生き方としての農園です。
三ヶ日みかんのブランドは母たちが培ってきてくれました。
ですが、規模が小さいから母も私も作物を卑下してきたように思います。
「三ケ日産・減農薬・古い木ならではの格別な美味しさ」と３拍子揃った希少なみかんです。
そこに正当な誇りを持つ選択をしてみます。
さて、このみかんの価値に気付かせてくれたのは、私以上にお客様方でありました。
ホームページに載せたみかんの価格は、実はお客様に決めていただいたんですよ。
心より感謝致します。
そして、新しいお客様も是非、当農園の作物を召し上がってみてください。
みかんの里である三ヶ日は、収穫時期に入りました。
みかんを作っている人は自分の畑に、作っていない人や少しだけの人は雇われて、
動ける人は皆みかんのこと一色になる季節です。
その様子に、何とも言えない連帯感を感じています。(*^^)v
たいこ農園、どうぞよろしくお願い致します。
代表 大矢悦代
